オンプレミスの VMware HCX インスタンスに関する考慮事項
オンプレミスで使用するために注文した VMware HCX® インスタンスをインストールまたは削除する前に、以下の考慮事項を検討してください。
HCXによる VMware Cloud Foundation for Classic - Automated インスタンスは、オンプレミスサイトからの同時接続が3つに制限されている。
オンプレミス HCX インスタンスをインストールする前の考慮事項
HCX コンポーネントを IBM Cloud® とオンプレミス VMware vSphere® 環境の両方にインストールする必要があります。 オンプレミスのHCXインスタンスをインストールする前に、 VCF for Classic - Automated インスタンスにHCXサービスをインストールすることをお勧めします。
詳しくは、HCX をインストールする際の考慮事項を参照してください。
HCX のインストールに関する注意事項
- サービスが環境にインストールされる前に、環境内のデフォルト・クラスターの空き容量が検査され、サービス・コンポーネントを収容できるか確認されます。
- 容量チェックに失敗した場合、サービスはインストールされず、コンソール上のサービスステータスは「 容量検証に失敗しました 」に設定されます。 さらに、詳しい情報を示すコンソール・メッセージが表示され、E メールで通知されます。
- サービスをインストールするには、デフォルトのクラスターの容量を増やす必要があります。 ホストを追加するか、RAM、CPU、ディスクスペースを解放してから、コンソールでサービスを追加し直してください。 その後、容量検証に失敗しました 状態の既存のサービスを削除するには、その横にある 「削除」 アイコン
をクリックします。
IP アドレス要件
HCX の全機能を利用するには、インターネットにアクセスできる少なくとも 5 つのプライベート IP アドレスが必要です。
オンプレミス HCX インスタンスのデプロイメント・プロセス
オンプレミス HCX インスタンスを正常にインストールするには、以下のタスクを実行する必要があります。
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IBM Cloud for VMware Solutions コンソールで、オンプレミス HCX インスタンスを注文します。 詳しくは、オンプレミス HCX インスタンスの注文を参照してください。
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「HCX クラウド・コンソール」 で、以下のステップを実行します。
- 「管理」 タブをクリックします。
- 「システム更新」 タブで、「ダウンロード・リンクの要求」 をクリックします。
- 「リンクのコピー」 をクリックし、このリンクを使用して、オンプレミス vSphere 環境へのアクセス権限によって HCX Enterprise Client をオンプレミス環境にダウンロードします。
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VMware® vSphere Web Client で、HCX Enterprise Client を HCX Manager 仮想アプライアンス (HCX Manager) としてオンプレミス環境にデプロイします。
オンプレミス HCX Manager をプライベート・ネットワークにデプロイし、パブリック・ネットワークへのアクセスを許可する必要があります。 NSX Edge、Vyatta、または類似のゲートウェイを使用して、オンプレミス HCX Manager へのインターネット・アクセスを許可することができます。 プライベート・ネットワーク・アクセスとパブリック・ネットワーク・アクセスで、使用するゲートウェイが異なる場合は、デフォルト・ゲートウェイを使用してパブリック・ネットワーク・アクセスを許可し、オンプレミスの**「HCX Manager 管理コンソール」** を使用して、プライベート・ネットワーク・アクセス用の静的ルートを作成してください。
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HCX Manager のデプロイメントが完了したら、「HCX Manager 管理コンソール」 を使用して、オンプレミス HCX Manager をアクティブ化します。 オンプレミス HCX Manager のアクティベーション・キーを入手するには、IBM Cloud for VMware Solutions コンソールでオンプレミス HCX インスタンスを注文します。 詳しくは、オンプレミス HCX インスタンスの注文を参照してください。
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HCX サービスの注文時に自己署名 SSL 証明書を使用した場合は、以下のステップを実行して、その証明書をオンプレミス HCX Manager にインポートする必要があります。
- オンプレミスの 「HCX Manager 管理コンソール」で、「管理」 タブをクリックします。
- 左のナビゲーション・パネルから、「 Trusted CA Certificate 」をクリックし、右の「 IMPORT 」をクリックします。
- 「URL」 をクリックし、適用する証明書の URL を入力します。 URL は HCX クラウド IP (
https://<cloud-side public IP>
) です。これは、IBM Cloud for VMware Solutions コンソールの HCX サービスの詳細ページにあります。 - 「APPLY」 をクリックします。
オンプレミスのHCX Managerの基本設定は完了です。 続いて、オンプレミス HCX サイトをクラウド側 HCX サイトとペアにします。 詳細については 、 VMware のHCXドキュメントを参照してください。