IBM Cloud CLI の概説

開始前に

• IBM Cloud® アカウントの種類によっては、特定のリソースへのアクセスが制限または制約される場合があります。 プランの制限によっては、一部のツールチェーンで必要な特定の機能を使用できない場合があります。 詳しくは、IBM Cloud アカウントのセットアップを参照してください。
• Linux™ の場合は、コマンドラインからパッケージをダウンロードするために curl コマンドをインストールしてください。 curl が既にインストールされている場合には、インストーラーにより、最新バージョンに更新されます。

IBM Cloud 専用環境で、32ビット版のCLIや最新版以外の旧バージョンを使用する必要がある場合は、IBM Cloud CLIリリースを参照してください。

インストール・コマンドの実行

以下のコマンドを実行すると、最新バージョンの IBM Cloud CLI がインストールされます。 CLI のインストール時には、コマンド・ラインに注意を払い、必要に応じて認証します。

• MacOS の場合、次のコマンドを実行します。

  curl -fsSL https://clis.cloud.ibm.com/install/osx | sh
  

• Linux™ の場合、以下のコマンドを実行します。

  curl -fsSL https://clis.cloud.ibm.com/install/linux | sh
  

• Windows™ の場合は、管理者として PowerShell で次のコマンドを実行します：

  iex (New-Object Net.WebClient).DownloadString('https://clis.cloud.ibm.com/install/powershell')
  

  PowerShell を開くには、Windows™ PowerShell アイコンを右クリックし、**「管理者として実行」**を選択します。

• Windows™ 上の WSL2 の場合、以下のコマンドを実行します。

  curl -fsSL https://clis.cloud.ibm.com/install/linux | sh
  

インストールの検証

CLI が正常にインストールされたことを検証するには、help コマンドを実行します。

ibmcloud help

出力には、使用方法の説明、現行バージョン、およびサポートされるコマンドがリストされます。

CLI プラグインとツールのインストール

CLI プラグインおよびツールを手動でインストールするには、 プラグインを使用した IBM Cloud CLI の拡張 を参照してください。

環境の構成

IBMid を使用して IBM Cloud にログインします。 複数のアカウントを持っている場合、使用するアカウントを選択するように求めるプロンプトが出されます。 -r フラグを使用してリージョンを指定していない場合、リージョンも選択しなければなりません。

ibmcloud login

資格情報が拒否された場合、統合 ID を使用している可能性があります。 フェデレーテッド ID を使用してログインするには、--sso フラグを使用します。 詳しくは、フェデレーテッド ID を使用したログインを参照してください。

次のステップ

CLIプラグインとツールをインストールした場合、IBM CloudリソースとサービスをCLIで使い始めることができます。 詳しくは、 一般的な IBM Cloud CLI(ibmcloud)コマンド を参照してください。 また、質問や問題がある場合は、 「ヘルプとサポートの利用」 ページにも注意してください。

IBM Cloud CLI リリース リポジトリを購読して、IBM Cloud CLI の最新情報を入手してください。 新しい IBM Cloud CLI リリースに関する通知を受けることができます。

IBM Cloud CLI は、機能を拡張するためにプラグイン・フレームワークをサポートしています。 新しい CLI プラグインを見つけてインストールします。

IBM Cloud CLI コマンドを思い出すための助けが必要ですか? IBM Cloud CLI クイック リファレンスを印刷して、一般的なタスクのコマンドを手元に置いておくことができます。