仮想プライベート・エンドポイント
IBM Cloud
IBM Cloud® Virtual Private Endpoint (VPE) for VPC を使用すると、サポートされている IBM Cloud® サービスに、VPC のネットワークから、選択した IP アドレス (VPC のサブネットから割り振られるアドレス) を使用して接続することができます。 詳しくは、ここを参照してください。
この資料は、 Watson Assistant、 Discovery、 Speech to Text、および Text to Speechに適用されます。 仮想プライベート・エンドポイント (VPE) は、ダラス、ワシントン、フランクフルト、ロンドン、シドニー、および東京の各ロケーションでこれらのサービスに使用できます。
前提条件
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仮想プライベート・クラウド(VPC)があること。
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サービス・インスタンス用に有効化されたプライベート・エンドポイントがあること。
説明
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ユーザー・インターフェース、CLI、またはAPIを使用してVPEゲートウェイ(VPEG)を作成します。
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UIのVPEGページの詳細ビュー、
endpoint-gateway
コマンドのCLI出力、または API詳細呼び出しでIPアドレスが設定されると、VPEGの作成が確認されます。
ユーザーのVPCからWatsonサービスのプライベート・サービス・エンドポイント上でnslookup <endpoint>
を実行することにより検証することができます。たとえば:
# nslookup api.private.us-south.assistant.watson.cloud.ibm.com
Server: 127.0.0.53
Address: 127.0.0.53#53
Non-authoritative answer:
Name: api.private.us-south.assistant.watson.cloud.ibm.com
Address: 10.240.0.9 <---- your VPE IP address
ここで提案されているプライベートサービスエンドポイントだけでなく、割り当てられたIPアドレスを使用してリクエストを行うには、ユーザー自身のホスト名解決を行う必要があります。 以下に例を示します。
curl -X POST "https://api.private.us-south.assistant.watson.cloud.ibm.com/v2/assistants" --connect ::10.240.0.9
curl -X POST "https://api.private.us-south.assistant.watson.cloud.ibm.com/v2/assistants" --resolve api.private.us-south.assistant.watson.cloud.ibm.com:443:10.240.0.9