Zerto の管理
Zerto サービスがインスタンスにデプロイされた後、Zerto Virtual Replication を構成または更新できます。 また、新たに追加した VMware® ESXi™ サーバーに追加の仮想レプリケーション・アプライアンスをデプロイすることもできます。
Zerto レプリケーションの構成の管理
Zertoレプリケーションの設定を管理するには、Zerto Virtual Replicationコンソールにログインします。 例えば、仮想マシンを複製するには、Zerto インスタンスを再ペア化したり、仮想保護グループを構成したりします。
2 つの異なる IBM Cloud® Zerto インスタンス間で複製する場合は、それらの Zerto インスタンス間で直接複製するように構成できます。 IBM Cloud Zerto インスタンスとお客様所有のデータ・センターの間で複製する場合は、お客様所有のデータ・センターに自分で Zerto をインストールする必要があります。 このインスタンスのライセンスは、このインスタンスと IBM Cloud Zerto インスタンスをペアにすると自動的に交付されます。
Zerto レプリケーションでは、ネットワーク・アドレス変換 (NAT) トラバーサルはサポートされていません。 IBM Cloud Zerto インスタンスとお客様所有のデータ・センターの間の接続を確立するためには、いずれかの側の Zerto Virtual Manager アプライアンスまたは Zerto Virtual Replication Appliance (VRA) 上の経路のカスタマイズが必要になる場合があります。 接続を確立するには、サイト間のセキュア・トンネリングが必要になる場合もあります。
Zerto Virtual Manager アプライアンス上の経路を構成したり再構成したりするときは、使用レポートが作成されるように、すべての Zerto Virtual Manager アプライアンスが zerto.com
に正常に接続できるようにする必要があります。 この接続は、https://www.zerto.com
へのブラウザー・セッションを Zerto Virtual Manager アプライアンスから開くことによって確認できます。
Management VMware NSX Edge™ Services Gateway (ESG) は、Zerto Virtual Manager から発信されるアウトバウンド HTTPS (TCP ポート 443) 通信を許可するように事前構成されています。
Zerto Virtual Replication の更新
Zerto Virtual Replicationをアップデートするには、ヘルプとサポートの入手 の手順に従ってIBMサポートチケットを開き、お使いの環境のZertoインストール実行ファイルを入手します。
新しく追加した ESXi サーバーへの VRA のデプロイ
インスタンスの 1 次クラスター用の ESXi サーバーを追加または削除すると、VRA は自動的にデプロイまたは削除されます。 インスタンスの 2 次クラスター内の ESXi サーバーには VRA が自動デプロイされません。 VRA は、Zerto Virtual Replication コンソールから自分でデプロイできます。