Kubernetes Ingress の監視
IBM Cloud Monitoring を使用すれば、Kubernetes Ingress ALB をモニターできます。
IBM Cloud Monitoring を使用するモニタリングのセットアップ
Monitoring エージェントをワーカー・ノードにデプロイしてメトリックを IBM Cloud® Monitoring に転送することで、Kubernetes Ingress ALB のパフォーマンスと正常性を運用面で可視化します。 クラスター内のワーカー・ノードにモニター・エージェントをデプロイすると、モニターが自動的に有効になり、データが検出されて収集され、IBM Cloud Monitoring ダッシュボードに表示されます。
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クラスター内でモニター・エージェントを構成します。
- 「モニター」 ページからモニターを選択します。
- **「モニター・ソース (Monitoring sources)」**をクリックします。
- クラスターにモニター・エージェントをインストールする手順に従います。
エージェントのインストールが完了するまで数分かかる場合があります。
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監視コンソールで、プロビジョニングしたインスタンスのダッシュボードを開くをクリックします。
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Monitoring UI で**「ダッシュボード」** > 「アプリケーション」 > **「NGINX Ingress」をクリックします。 データが使用可能になるまで「NGINX Ingress」**ダッシュボードは表示されないことに注意してください。 このプロセスには、ある程度時間がかかることがあります。 NGINX Ingress ダッシュボードは、監視エージェントが
nginx_ingress_controller_requests metrics
の値を見つけた場合にのみ表示されます。 このようなメトリックは、Ingress リソースで定義されているホストに照会を送信すると公開されます。デフォルトの Ingress モニター・フィルターでは、大量のメトリックを生成できます。これにより、追加の請求が発生する可能性があります。 フィルター
exclude: nginx_ingress*bucket
を追加して、NGINX ダッシュボードに必要なデフォルトのメトリックを保持しながら、一部のメトリックを除外することでコストを削減します。
IBM Cloud Monitoring について詳しくは、入門チュートリアルを参照してください。