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JavaScript Object Notation (JSON) の仕組み

JavaScript Object Notation (JSON) の仕組み

IBM® Cloudant® for IBM Cloud® との間のほとんどの要求と応答 データと応答の内容と構造をフォーマットするには、 JSON を使用します。

IBM Cloudant データベースでは、データベース内のすべての文書を含め、さまざまな構造を表すために JSON オブジェクトが使用されます。

JSON を構文解析して JavaScript オブジェクトを作成することは、JavaScript の JSON.parse() 関数を介して、またはユーザーのために内容を構文解析して JavaScript オブジェクトへの変換を実行するさまざまな ライブラリーを介してサポートされます。 JSON を構文解析および生成するためのライブラリーは、多くの主要プログラミング言語で使用可能です。

JSON が使用される理由は、JSON が、Web ブラウザーを使用してデータを処理するための最もシンプルで容易なソリューションだからです。 そのため、JSON 構造を Web ブラウザー環境内で JavaScript オブジェクトとして評価および使用することができます。 また、JSON は、IBM Cloudant 内で使用されるサーバー・サイド JavaScript とも統合されます。 JSON 文書は、常に UTF-8 エンコードです。

注意して以下のガイドラインに従ってください。

  • JSON 構造が有効である。
  • IBM Cloudant から取得した JSON 文書内のストリングを正規化する。

JSON は、JavaScript でサポートされるのと同じ基本的なタイプ (数値、ストリング、ブール値、配列、およびオブジェクト) をサポートしています。

数値

数値は、整数値または浮動小数点値にすることができます。

JSON フォーマットでの数値の例

123

ストリング

ストリングは二重引用符で囲む必要があります。 ストリングは、Unicode 文字とバックスラッシュのエスケープをサポートします。

JSON フォーマットでのストリングの例

"A String"

Booleans

true または false の値。

JSON フォーマットでのブール値の例

{
  "value": true
}

配列

大括弧で囲まれた値のリスト。 囲まれる値は、任意の有効な JSON にすることができます。

JSON フォーマットでの配列の例

[
    "one",
    2,
    "three",
    [],
    true,
    {
        "foo":
        "bar"
    }
]

JSON フォーマットでの配列の例 (線形)

[ "one", 2, "three", [], true, { "foo": "bar" } ]

オブジェクト

key-value ペアのセット。例えば、連想配列やハッシュなど。 このキーはストリングでなければなりませんが、値には、サポートされる任意の JSON 値を使用できます。

JSON オブジェクトの例

{
    "servings" : 4,
    "subtitle" : "Easy to make in advance, and then cook when ready",
    "cooktime" : 60,
    "title" : "Chicken Coriander"
}