データ・プライバシーとガバナンス
完全管理でグローバルに分散可能な Database-as-a-Service のプロビジョンにおけるパイオニアである IBM® Cloudant® for IBM Cloud® では、IBM Cloud® または AWS の任意のグローバルな地域にデータを配置することができます。 お客様のローカル・ニーズに対応するために非常に高水準のデータ移動性を実現することで、 IBM® と IBM Cloudant では、データ・プライバシーとガバナンスを重要視しています。
IBM Cloud データ・プライバシー処理のプロセスと手順は、 IBM Cloud DPA 内に文書化されています。 この「データ処理補足契約書」(DPA)および適用される「DPA 別表」は、お客様の代わりに IBM Cloud による「個人データ」の「処理」(以下「お客様個人データ」といいます。)に適用されます。 個人データの処理には、一般データ保護規則 2016/679(GDPR)が適用されます。 また、お客様と IBM Cloudの間の契約に従ってサービス (サービス) を提供するために、 「データ保護法」 に記載されているその他のデータ保護法も適用されます。 IBM Cloud DPA は、 Data Processing Addendumにあります。
DPA に加えて、クラウド・サービスには、このサービスで処理されるデータの種類を詳細に説明する DPA の補足資料が含まれています。 クラウド・サービスには、クライアントの PI が処理される関連処理ロケーション (ホスティング・ロケーションを含む) も含まれています。 IBM Cloudant の関連する DPA 別表は、 IBM Cloud Terms サイトにあります。
IBM Cloud は、お客様の契約において、(主要なデータ転送メカニズムとして) 標準契約条項に依存しています。また、IBM Cloud は、EU/EEA の外部で個人データを転送する際に、お客様が十分なレベルの保護を確保できるようにするために、多数の補足手段に依存しています。 詳しくは、すべての IBM Cloud データ・インポーター(該当する場合) によって署名された EU 標準契約条項を参照してください。
IBM Cloudant は、通知なしでデータを移動しません。 IBM Cloudant は、サービスの側面について集中化されたコンポーネントに依存します。 データの所在に関して特に気がかりとなるのは、URL を含むログです。 これらのログは、リージョン固有のインフラストラクチャーから、集中型のロギング・コンポーネントに送信されます。 常駐が問題となるデータについては、パスや照会ストリングなどの URL 内にそのデータが含まれないようにしてください。 IBM Cloudant 資料では、API のさまざまな領域でこのタスクを実行する方法について説明しています。 詳しくは、Multi-query a MapReduce view に記載されている、ビュー照会で GET ではなく POST を使用する方法の例を参照してください。
顧客データに関連した信頼性と透明性に関する IBM Cloud の位置については、 信頼性の原則を参照してください。
IBM Cloud のプライバシー原則に関連するその他の質問については、DPA.Help.project@uk.ibm.com まで E メールでお問い合わせください。 詳しくは、コンプライアンスに記載されている、IBM Cloudant のコンプライアンスに関する全体的な基準を参照してください。