ネットワーク・ロード・バランサー用の UDP の構成
Network Load Balancer for VPC (NLB) リスナーおよびプール用にユーザー・データグラム・プロトコル (UDP) を構成できます。 UDP は、インターネット上のアプリケーション間に低遅延および損失許容の接続を確立する通信プロトコルです。 受信側が合意を提供する前にデータの転送を可能にすることにより、伝送を高速化します。
以下の情報は、プライベート パス ネットワーク ロード バランサーには適用されません。
UDP は、ネットワーク・ロード・バランサーでのみサポートされます。 UDP を構成し、プールをリスナーに接続する場合は、リスナーと同じプロトコルを使用してプールを構成する必要があります。
制限の詳細については、 ネットワークロードバランサーの既知の 問題と ポート範囲の制限を 参照してください。
UI を使用した UDP の構成
ネットワーク・ロード・バランサーの作成以降の場合は、以下の手順を使用して UDP を構成できます。
-
ブラウザから、 IBM Cloud コンソールを開き、アカウントにログインします。
-
ナビゲーションメニューの
選択し、 インフラストラクチャ
> ネットワーク > ロードバランサーをクリックします。
-
変更する NLB をクリックします。
-
NLB の詳細ページで、「フロントエンド・リスナー」タブを選択します。 次に、編集するリスナーを選択します。
リスナーの作成 ボタンをクリックしてリスナーを作成することもできます。
「プロトコル」ドロップダウン・メニューから、インバウンド・カスタマー・トラフィックを受信する UDP を選択します。
-
NLB の詳細ページで、「バックエンド・プール」タブを選択します。 次に、編集するプールを選択します。
プールの作成 ボタンをクリックしてプールを作成することもできます。
「プロトコル」ドロップダウン・メニューから、アウトバウンド・カスタマー・トラフィックを送信する UDP を選択します。
CLI を使用した UDP の構成
ネットワーク・ロード・バランサーの作成 で udp
オプションを使用する場合は、CLI を使用して UDP を構成できます。
API を使用した UDP の構成
リスナーおよびプールの場合、protocol
属性に udp
を指定することにより、ネットワーク・ロード・バランサーの作成 の場合に API を使用して UDP を構成できます。