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Veeam 9.5

Veeam 9.5

Veeam® v9.5u4b には脆弱性があり、新しい VMware® Solutions の展開ではインストールされなくなりました。 ただし、前リリースでサービスをインストールしていた場合は、引き続き Veeam 9.5u4b を使用できます。

Veeam サービスは VMware ハイパーバイザーに直接、シームレスに統合され、企業での高可用性の実現を支援します。 このサービスを使用すると、アプリケーションとデータのリカバリー・ポイントと目標復旧時間を設定できます。 リカバリー・ポイントと目標復旧時間は、構成が完了してから 15 分以内に利用可能になります。 このサービスを使用することにより、ご使用のインフラストラクチャーに配置されたすべての仮想マシン (VM) のバックアップとリストアの両方を Veeam コンソールから直接制御します。

Veeam 9.5u4b の技術仕様

インストールされている現在のVeeamのバージョンは、Veeam Backup and Replication 12.3 です。 Veeam 9.5u4b を使用している場合に備えて、参考のために Veeam 9.5u4b に関する資料も含まれています。

Veeam 9.5u4b サービスには、以下のコンポーネントがあります。

Veeam 9.5u4b 用の VSI

  • Veeam Backup and Replication 9.5 OS Add-on と Veeam Availability Suite 9.5 のある単一の VSI
  • Windows® Server 2016 Standard Edition (64 ビット)
  • 4 x 2.0 GHz コア
  • 8 vCPU、32 GB RAM
  • 1 Gbps のプライベート・ネットワーク・アップリンク
  • 100 GB ディスク (SAN)

Veeam 9.5u4b のバックアップ用のストレージ

  • エンデュランス iSCSI ストレージ
    • 2,000 GB
    • 4,000 GB
    • 8,000 GB
    • 12,000 GB
  • ストレージ・パフォーマンス (0.25、2、または 4 IOPS/GB)

Veeam サービスのインストールおよび構成の一部として、以下のリポジトリーが作成されます。

  • Veeam 構成バックアップ・ファイルの場合 - IC4V Default Config Backup Repository という名前のリポジトリー。 Veeam バックアップが保管されているフォルダーのパスは<Drive>:\ConfigBackup\です。
  • スケールアウトの場合: IC4V Scale-Out Repository という名前のリポジトリー。 詳しくは、スケールアウト・リポジトリーの追加を参照してください。
  • 仮想マシン (VM) バックアップの場合 - IC4V Default VM Backup Repository という名前のリポジトリー。 VM バックアップが保管されているフォルダーへのパスは<Drive>:\VMBackup\です。 このリポジトリは、 IC4V Scale-Out リポジトリのエクステントとして追加されます。

Veeam のネットワーキング 9.5u4b

1 つのプライマリー・プライベート IP アドレス。

Veeam 9.5u4b のライセンスと料金

Veeam Availability Suite v9.5 (10、25、50、100、または 200 VM ライセンス)

Veeam 9.5u4b を削除する際の考慮事項

Veeam サービスを削除すると、すべてのバックアップが停止し、それまでのバックアップはすべて削除されます。 管理 VM のバックアップは停止し、以前のバックアップの削除は取り消しできません。 管理 VM が破損しても、リストアできません。