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Red Hat OpenShift アーキテクチャー

Red Hat OpenShift アーキテクチャー

IBM Cloud® for VMware Solutions オファリングは、VMware® テクノロジー・コンポーネントを 世界中の IBM Cloud データ・センターに導入するための自動化を提供します。 アーキテクチャーは、単一のクラウド領域で構成されます。 これは、別のリージョンにある追加のクラウド領域、または同じデータ・センター内の別の IBM Cloud ポッドに拡張する機能をサポートします。

Red Hat OpenShift architecture
Red Hat OpenShift architecture

Bastion ホスト

管理ホストは、Red Hat® Enterprise Linux® 8.0 の仮想マシン (VM) です。 この VM は、Red Hat® OpenShift® インスタンスをインストールおよび構成するためのサービスをホストし、Red Hat OpenShift 環境を管理するためのユーティリティーを提供します。 このホストは、通常、VXLAN サブネットにデプロイされます。

ブートストラップ・ホスト

ブートストラップ・ノードは、Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) です。この RHCOS は、コンテナーを実行するために設計された新しいコンテナー指向オペレーティング・システムです。 このノードは、インストールを開始するために使用される一時ノードです。

コントロール・プレーンのホスト

コントロール・プレーンのホストは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) です。この RHCOS は、コンテナーを実行するために設計された新しいコンテナー指向オペレーティング・システムです。 コントロール・プレーン・ノードはコントロール・プレーンと呼ばれ、API サーバー、etcd、コントローラー・マネージャーなどの Kubernetes サービスが定義されています。 NSX® ロード・バランサーは、ポート 6443 および 22623 でこれらの VM に負荷を分散させるように構成されており、api 関数や api-int 関数を公開します。

ワーカー・ホスト

ワーカーのホストは Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) です。この RHCOS は、コンテナーを実行するために設計された新しいコンテナー指向オペレーティング・システムです。 ワーカー・ノードはデータ・プレーンと呼ばれ、実際の Kubernetes ワークロードがデプロイされます。 NSX ロード・バランサーは、ポート 80 および 443 でこれらの VM に負荷を分散させるように構成されており、ワイルドカード DNS と *.apps を公開します。

共通サービス

Red Hat OpenShift デプロイメントでは、実行およびインストールに役立つ IBM Cloud for VMware Solutions SDDC アーキテクチャーの以下のコンポーネントを使用します。

  • タイム・サービス
  • ドメイン・ネームの解決
  • NSX ロード・バランサー
  • NSX DHCP サービス
  • NSX ソフトウェア定義ネットワーキング

詳しくは、IBM Cloud for VMware Solutions SDDC のアーキテクチャーを参照してください。