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Linux でのポート速度のアップグレード

Linux でのポート速度のアップグレード

Linuxでポート速度を更新するには、以下の情報を使用します。

以下のコマンドは、サーバーの接続に影響を与えます。 ネットワーク接続を管理する場合は必ず、作業中ではない IP に最初に接続してください。

以下のコマンドを実行すると、接続の現在の速度を確認できます。

# ethtool eth#   (eth1 for public, eth0 for private)

出力には、その接続の現在の構成が表示されます。

root@noc-training-linux [~]# ethtool eth1

eth1 の設定:

Supported ports: [ MII ]
Supported link modes:   10baseT/Half 10baseT/Full
                        100baseT/Half 100baseT/Full
                        1000baseT/Full
Supports auto-negotiation: Yes
Advertised link modes:  10baseT/Half 10baseT/Full
                        100baseT/Half 100baseT/Full
                        1000baseT/Full
Advertised auto-negotiation: Yes
Speed: 100Mb/s
Duplex: Full
Port: MII
PHYAD: 3
Transceiver: external
Auto-negotiation: on
Supports Wake-on: g
Wake-on: d
Link detected: yes
root@noc-training-linux [~]#

速度を変更するには、任意のテキスト・エディターを使用して以下のファイルを編集します。

/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth#   (ifcfg-eth1 for public, ifcfg-eth0 for private)

以下の行が表示されます。

ETHTOOL_OPTS="autoneg off speed 100 duplex full"

このエントリーにより、ブート時にオートネゴシエーション、速度、および全二重を強制的に設定でき、再始動中に一貫した構成が維持されます。 速度は、新しいポート速度と一致するように変更できます。 この変更のためには、新しい速度を適用する前にネットワークを再始動する必要があります。

強制的に 1000 Mbps にされたすべての接続で、ifcfg-eth# ファイル内の autoneg が有効になっている必要があります。