配置グループ
高可用性 (HA) はすべてのクラウド・デプロイメントの重要な側面です。 e-コマース事業の Web サイトであろうと、会社の基幹アプリケーションで使用される実動データベースであろうと、稼働し続けることが必要です。 この目的のために耐障害性のあるインフラストラクチャーを構築することは、IBM の IT アーキテクト・クライアントが「稼働率」のさらなる向上を追求して実現に懸命に取り組んでいることの 1 つです。 IT 組織は稼働時間を注意深く監視していますが、重要なレベルを下回ったり長時間停止したりして、事業全体の大きな問題になることがあります。
インフラストラクチャーの各レベルで冗長性を確保して単一障害点 (SPOF) を排除することが、このメトリックを向上させるためには重要です。 仮想サーバーで実行されるワークロードの場合、複数の仮想サーバーでフェイルオーバー・ソリューションを実装できます。これにより、障害発生中にサーバーが相互を自動的にカバーできます。
ただし、複数のパブリック仮想サーバーを別々のデータ・センターにプロビジョンする場合を除き、各仮想サーバーはその配置場所を相対的に判別できません。 この不明点は、1.) HA のための構築と 2.) 仮想サーバーが同じ物理ホスト上にあり、1 つのハードウェアで障害が発生する可能性がある場合に問題となる可能性があります。 このような配置になる可能性は低いものですが、IT 管理者は重要なアプリケーションの SPOF の可能性を避ける必要があります。 複数のデータ・センターに分散させて構築するという方法もありますが、特にデータ・センターが 1 つしかない地域では、追加のアプライアンスが必要になったり、遅延が増加したりするネットワークの問題が発生する可能性があります。
この問題は、IBM Cloud® 仮想サーバーの配置グループの設計によって解決されます。 配置グループを使用すると、新しいパブリック仮想サーバーが配置されるホストを制御することができます。 このリリースでは「分散」ルールが導入されました。 つまり、配置グループ内の仮想サーバーがすべて異なるホストに分散されます。 仮想サーバーが互いに分離されていることを踏まえて、1 つデータ・センター内で高可用性アプリケーションを構築できます。
「分散」ルールによる配置グループの作成は、一部の IBM Cloud データ・センターで利用できます。 「分散」ルールの作成後に、仮想サーバーをそのグループにプロビジョンすると、その仮想サーバーが他の仮想サーバーと同じホスト上に配置されないことが保証されます。 最大のメリットは、 この機能は完全に無料で使用できるという点です。
配置グループを作成し、最大 5 つの新規仮想サーバー・インスタンスを割り当てます。 「分散」ルールを使用すると、各仮想サーバーが別々の物理ホストにプロビジョンされます。
次のステップ
配置グループを作成および管理するには、「配置グループの管理」を参照してください。