接続リスト・ページ編集サポートの準備
CLI でサポートされるバージョン: v0.8.13 (CLI バージョンのアップグレード)
Terraform IBM Cloud Provider でサポートされるバージョン: v1.62 以上
何が変わった?
2024 年 5 月 20 日以降、 IBM Cloud Transit Gateway 接続リストはページ編集のサポートを開始します。 現在、REST API および CLI を使用して、接続のリスト全体が返されます。 ページ編集では、要求された limit
(デフォルト: API 50/CLI 100、最大 500) よりも多くの接続がある場合、サイズ制限内の接続数のみが返され、最も古いものから順にソートされます。
この変更を行う理由
この変更の目的は、パフォーマンスと信頼性を向上させることです。
この変更の影響は何ですか?
この変更は、中継ゲートウェイ上に 50 を超える接続があり、REST API、CLI、または Terraform を使用して接続のリストを取得する場合に影響します。 この変更が有効になったときにページ編集を処理するようにツールを更新していない場合、ツールは接続のリスト全体を返しません。 例えば、CLI クライアントをアップグレードしない場合、最大 50 の接続が返されます。
SDK は自動的にページ編集を処理します。
中断を回避するために、どのようなアクションを実行できますか?
CLI と Terraform のバージョンをアップグレードし、REST API を使用してページ編集を処理するツールを更新します。
デフォルトの limit
値では、既存のクライアントは 1 つの要求で接続のリスト全体を取得できますが、将来のリリースではデフォルトの limit
値が小さくなることが予想されます。 さらに、中継ゲートウェイ接続の数が増え続けると予想しています。 そのため、クライアントが引き続きすべての接続を認識できるようにするには、 ページ編集のガイダンス に従うようにクライアントをアップグレードする必要があります。
このオプションの limit
値をどのように設定しますか?
limit
値を設定しない限り、接続のリストではデフォルト値が使用されます。
- CLI の場合は、
ibmcloud tg connections
コマンドを使用します。 - API の場合、 中継ゲートウェイのすべての接続を取得します。
- Terraform の場合、アクションは不要です。 プロバイダー・バージョンを推奨バージョンに更新すると、ページ編集が自動的に処理されます。
クライアントが正しくアップグレードされたことをテストするには、 limit
値 1
を指定します。