IBM Cloud でのデータの常駐について
IBM Cloudのロケーションのグローバル・ネットワークでは、ワークロードを実行する場所を柔軟に選択できます。
地域サービスおよびゾーン・サービスの場合は、特定の地理的要件に従って、サービスのインスタンスを特定の地域にデプロイするように要求します。 IBM Cloud は、お客様およびお客様のワークロード ( IBM Cloud サービス契約で定義) によって提供されるコンテンツが、選択された地域の場所にローカルに保管され、処理されるようにします。 IBM Cloud サービスが使用可能なロケーションの完全なリストについては、 ロケーション別のサービスとインフラストラクチャーの可用性 を参照してください。
IBM Cloud は、データ破損や大規模なデータ・センター災害が発生した場合の復旧のために、地域サービスまたはゾーン・サービスが配置されている同じ地域内で、お客様のコンテンツの暗号化された内部バックアップも維持します。
ビジネス連絡先およびアカウント使用情報 ( IBM Cloud サービス契約で定義) について。これは、クライアントのメタデータとも呼ばれ、 IBM Cloud は、地域サービスおよびグローバル・サービスのコントロール・プレーンが配置されている場所に保管して処理します。
- 通常、地域サービスには、サービス用に選択したのと同じ地域に配置されている制御プレーンがあります。ただし、「 グローバル制御プレーンを使用するサービス」で示されているサービスは除きます。
- グローバル・サービス・コントロール・プレーンの位置は、 グローバル・プラットフォーム・サービス に示されています。
各 IBM Cloud サービスによって保管および処理されるデータ属性の完全なリストについては、 API および SDK リファレンス・ライブラリー 内の各サービスの API の資料を参照してください。
転送中のすべてのデータが暗号化されます。 IBM Cloud で TLS 1.2 および 1.3 のみがサポートされており、脆弱なバージョンのプロトコルへのダウングレードを防ぐために TLS 1.1 以下が明示的に無効になっています。
IBM Cloud データ・プライバシー処理のプロセスと手順は、 IBM Cloud DPA 内に文書化されています。 この「データ処理補足契約書」(DPA)および適用される「DPA 別表」は、お客様の代わりに IBM Cloud による「個人データ」の「処理」(以下「お客様個人データ」といいます。)に適用されます。 個人データの処理には、一般データ保護規則 2016/679(GDPR)が適用されます。 また、クライアントと IBM Cloud 間の契約に従ってサービス(サービス)を提供するために、 データ保護法で特定されているその他のデータ保護法にも従うものとします。 IBM Cloud DPA については、 Data Processing Addendumを参照してください。
DPA に加えて、クラウド・サービスは、 IBM Cloud Terms サイトにある DPA の補足を提供します。