IBM Netezza RESTカタログでIcebergテーブルを管理する
概要
IBM Netezza の RESTカタログ機能により、 AWS Glueのような外部サービスを必要とせずに、統合されたIcebergカタログを管理することができる。 これにより、内蔵機能を活用したレイクハウスの展開が簡素化される。
RESTカタログの有効化
RESTカタログ機能を有効にするには、以下の手順に従ってください:
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オブジェクトストレージの準備 Icebergテーブルのデータを格納するオブジェクトストレージにアクセスできるようにします。 対応オプションは以下の通り:
- AWS S3
- IBM Cloud Object Storage (COS)
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ウェブコンソールにアクセスする IBM Netezza ウェブコンソールに移動します。
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RESTカタログを有効にする
- **「設定」**タブに移動します。
- RESTカタログスイッチを切り替えて機能を有効にする。
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ストレージの詳細を設定する 以下の情報を入力する:
- バケット名
- アクセス資格情報
- リージョン
- エンドポイント ( IBM COSの場合のみ必要)
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設定をデプロイする Deploy をクリックしてセットアップを開始します。
導入には、 20 GiB の永続ストレージの追加プロビジョニングが含まれる。
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配備状況の監視
- デプロイの進捗状況を確認するには、 [設定] ページをご覧ください。
- ステータスの更新は通知ポップアップで表示される。
レイクハウス・データベースの作成
RESTカタログが有効になったら
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データベースページに移動する ウェブ・コンソールでデータベース・ セクションを開く。
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レイクハウス・データベースの作成
- データベースの種類として Lakehouseを選択します。
- カタログタイプのオプションから RESTカタログを選択します。
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必要な詳細を提供する
- AWS S3-based Lakehouseの場合は、お住まいの地域のパブリックエンドポイントを入力してください。
- 画面の指示に従ってデータベースの作成を完了します。
表の作成
Lakehouseデータベースが作成されたら、標準のテーブル作成ワークフローを使用してIcebergテーブルを定義・管理します。