オンプレミス・バックアップのクラウドへのマイグレーション
NPSaaS on Cloud Pak for Data System (オンプレミス) でとったバックアップ・イメージを IBM® Netezza® Performance Server for IBM Cloud Pak® for Data as a Service にマイグレーションするには、以下のステップに従います。
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バックアップ・イメージを IBM Cloud オブジェクト・ストアにマイグレーションします。
以下で説明されているステップに従います。
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bnr
オプションを指定してnz
ツールを使用し、オンプレミス・バックアップ・イメージをクラウド・インスタンスに同期します。$./nz bnr ls scan-object-store -host <NPS HOSTNAME> -u ADMIN -pw PASSWORD -unique-id BACKUP-UNIQUE-ID
ここで、
-unique-id
フラグの値は、バックアップ・イメージ (開始 NPS ディレクトリー) が保管されるバケットに続くクラウド・ディレクトリー構造です。 NPSaaS が NPSaaS Web コンソールからバックアップ/リストアを制御するため、 NPSaaS は、対応する名前空間と同じ名前のディレクトリーをバケットに作成します。 そのため、デフォルトの NPSaaSUNIQUE-ID
は名前空間名ですが、ファイル・システムからクラウド内のバケットにバックアップを転送する場合、BACKUP-UNIQUE-ID
値はバックアップを保管するディレクトリーへのパスです。 -
Web コンソールを使用してバックアップをリストアします。
『バックアップのリストア』で説明されているステップに従います。
オプションで、
nz nzrestore
コマンドを使用してリストアすることができます。az
コネクターを使用する場合:
./nz nzrestore -v -db <targetdbname> -sourcedb <sourcedbname> -backupset <> -npshost <> -connector az -connectorArgs "UNIQUE_ID=<>:STORAGE_ACCOUNT=<>:KEY=<>:CONTAINER=<>:REGION=<>:BLOCK_SIZE_MB=25" -u admin -pw <XXXX> -npshost <NPS HOSTNAME>
- S3:
nzrestore -v -db <> -npshost <> -streams AUTO -connector s3 -connectorArgs BUCKET_URL=<>:UNIQUE_ID=<>:ACCESS_KEY_ID=<>:SECRET_ACCESS_KEY=<>:DEFAULT_REGION=<> -u admin -pw <XXXX> -npshost <NPS HOSTNAME>
ここで、
<NPS HOSTNAME>
は、バックアップが取られた/nz/data/config/backupHostname.txt
で指定されたホスト名です。