Natural Language Understanding 入門

開始する前に

• サービスのインスタンスを作成します。
  1. IBM Cloud カタログの Natural Language Understanding ページに移動します。
  2. 無料の IBM Cloud アカウントを登録するか、ログインします。
  3. **「作成」**をクリックします。
• 認証用の資格情報をサービス・インスタンスにコピーします。
  1. **「管理」ページで、「資格情報の表示」**をクリックします。
  2. API Keyの値とURLの値をコピーします。
• curl コマンドを使用できることを確認します。

  • curl がインストールされているかどうかをテストします。 コマンド・ラインで以下のコマンドを実行してください。 SSL サポート付きの curl バージョンが出力に表示されたら、チュートリアルを実行するための準備は完了です。

    curl -V
    

  • 必要に応じて、curl.haxx.seからSSLを有効にしたバージョンをインストールしてください。 curl をコマンド・ラインで任意の場所から実行できるようにするには、PATH 環境変数にファイルの場所を追加します。

このチュートリアルでは、コマンド・ライン・インターフェースから Natural Language Understanding API を使用する方法を説明します。 さまざまなプログラミング言語のクライアント・ライブラリーをダウンロードするには、Watson SDKを参照してください。

ステップ 1: Web ページを分析する

Web ページを分析する次のコマンドを実行して、評判、概念、カテゴリー、エンティティー、およびキーワードを取得します。 {apikey} と {url} はご使用のサービス資格情報に置き換えてください。

curl -X POST -u "apikey:{apikey}" \
--header "Content-Type: application/json" \
--data '{
  "url": "http://newsroom.ibm.com/Guerbet-and-IBM-Watson-Health-Announce-Strategic-Partnership-for-Artificial-Intelligence-in-Medical-Imaging-Liver",
  "features": {
    "sentiment": {},
    "categories": {},
    "concepts": {},
    "entities": {},
    "keywords": {}
  }
}' \
"{url}/v1/analyze?version=2019-07-12"

Windows ユーザー: このコマンドは Windows では実行されない場合があります。 代わりに、以下のコマンドを実行します。

curl -X POST -u "apikey:{apikey}" --header "Content-Type: application/json" --data "{\"url\":\"http://newsroom.ibm.com/Guerbet-and-IBM-Watson-Health-Announce-Strategic-Partnership-for-Artificial-Intelligence-in-Medical-Imaging-Liver\",\"features\":{\"sentiment\":{},\"categories\":{},\"concepts\":{},\"entities\":{},\"keywords\":{}}}" "{url}/v1/analyze?version=2019-07-12"

次のステップでは、各フィーチャーの分析をカスタマイズするオプションを指定する方法を説明します。

ステップ 2: ターゲットの句およびキーワードを分析する

Natural Language Understanding では、周囲のテキストを考慮してターゲットの句について分析し、対象を絞った評判と感情の結果を得ることができます。 次の例に示す sentiment の targets オプションは、「apples」、「oranges」、および「broccoli」というターゲットを検索するようにサービスに指示しています。 「apples」と「oranges」がテキスト内にあるので、これらのターゲットの評判スコアが返されます。

また、テキスト中に検出されたエンティティーとキーワードについての評判と感情の結果も得ることができます。 この例では、keywords の emotion オプションで、検出された各キーワードを分析して感情の結果を得るようにサービスに指示しています。

curl -X POST -u "apikey:{apikey}" \
--header "Content-Type: application/json" \
--data '{
  "text": "I love apples! I do not like oranges.",
  "features": {
    "sentiment": {
      "targets": [
        "apples",
        "oranges",
        "broccoli"
      ]
    },
    "keywords": {
      "emotion": true
    }
  }
}' \
"{url}/v1/analyze?version=2019-07-12"

Windows ユーザー用の実行可能コマンド:

curl -X POST -u "apikey:{apikey}" --header "Content-Type: application/json" --data "{\"text\":\"I love apples! I do not like oranges.\",\"features\":{\"sentiment\":{\"targets\":[\"apples\",\"oranges\",\"broccoli\"]},\"keywords\":{\"emotion\":true}}}" "{url}/v1/analyze?version=2019-07-12"

次の手順

• API リファレンスを表示します。
• カスタム・エンティティーと関係の識別方法について学習してください。