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CLIとAPIを使用したPoint of Delivery ( PoD ) ベースのロケーションの選択

CLIとAPIを使用したPoint of Delivery ( PoD ) ベースのロケーションの選択

IBM Cloud® の各物理データ・センターの場所は、PoD とも呼ばれる複数の個別のネットワーク LAN に分割されています。 これらはそれぞれ、独自の個別のネットワーク・インフラストラクチャー、限られた数の VLAN、およびパブリック IP サブネットとプライベート IP サブネットを備えています。 これらの VLAN とサブネットは、その PoD スペース内でプロビジョンされたコンピュート能力を持つすべてのクライアントによって共有されます。

現在、UI を使用して、tok02 などの特定のゾーンに、デプロイするデータ・センターのロケーションを選択できます。 既存の VLAN とサブネットがある場合は、デプロイする VLAN とサブネットを選択することもできます。 ただし、コンソールでゲートウェイアプライアンスと VLAN 以外の PoD-based の場所を指定することはできません。

PoD のロケーションを指定できず、VLAN またはサブネットがないため、プロビジョニングが複数の PoD に分散される可能性があり、問題が発生する場合があります。

この問題を防ぐために、事前に「プレミアムVLAN」を注文し、ネットワークVLANとして指定することができます。

より良いオプションは、CLI と API を使用することです。

CLI および API を使用した PoD の指定

CLI および API を使用して、以下のオプションで PoD を指定することができます。

--extras '{"virtualGuests": [{"hostname": "test", "domain": "softlayer.com", "primaryBackendNetworkComponent": {"router": {"id": 1673467}}}]}'

primaryBackendNetworkComponentId は、以下の API 呼び出しを介して入手できます。

slcli call-api SoftLayer_Network_Pod getAllObjects