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Hyper Protect Virtual Servers の概要

Hyper Protect Virtual Servers の概要

Hyper Protect Virtual Servers は、Linux アプリケーションとコンテナー化されたワークロードを実行できる、高いセキュリティーを備えた仮想サーバーを提供する IBM Cloud® サービスです。 素早く簡単に仮想サーバーをプロビジョンし、作成した仮想サーバーを管理できるように、柔軟でスケーラブルなフレームワークが用意されています。

開始する方法について詳しくは、チュートリアルを参照してください。

IBM Cloud Hyper Protect Virtual Servers を選ぶ理由

Hyper Protect Virtual Servers には、以下のような利点があります。

  • セキュリティー -

Hyper Protect Virtual Servers を使用すると、 セキュア・サービス・コンテナー内に仮想サーバーをデプロイできます。これにより、仮想サーバーで実行するデータとコードの機密性を確保できます。 お客様のデータへの外部アクセスは、クラウド管理者などの特権ユーザーを含め許可されません。

  • クラウドで IBM Z の能力 -

Hyper Protect Virtual Servers は IBM Z の能力をクラウドに持ち込み、 高いセキュリティーを備えた高性能な Linux 仮想サーバーに、クラウドからワークロードをデプロイできるようにします。

  • IBM Z ハードウェアとスキルが不要 -

Hyper Protect Virtual Servers をデプロイすると、必須ハードウェアを購入、インストール、保守することなく、IBM Z テクノロジーを利用できます。

  • 使用が簡単で、開放性と柔軟性がある -

パブリック・クラウドの開放性や柔軟性を Hyper Protect Virtual Servers で取り入れることにより、エンタープライズ環境で IBM Z 機能を採用している市場リーダーと同等のユーザー・エクスペリエンスが提供されています。

主な機能

Hyper Protect Virtual Servers を利用すると、IBM Z を IBM のグローバルなパブリック・クラウド・データ・センターで使用できます。 IBM Cloud カタログを使用して、業界最高レベルのセキュリティー機能を利用し、IBM Cloud でアプリケーションをモダナイズできます。

  • 社内のセキュリティーとコンプライアンスのすべてのポリシーを監視しながら、パブリック・クラウドでコア・ワークロードと非コア・ワークロードの両方を実行できます。
  • 高度なビジネス・サービス・レベルを維持しつつ、ビジネス資産を保護できます。
  • 独自の公開 SSH 鍵を使用して Linux 仮想サーバーをインスタンス化できます。 それにより、自分のコードとデータにのみアクセスできます。 IBM Cloud 管理者であっても、お客様のデータにアクセスできません。
  • サポート対象ワークロードを、LinuxONE システムの強度を活用しながら、最もセキュリティー性が高く高性能な Linux システムにデプロイできます。