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E メール宛先

E メール宛先

Event Notifications は、以下の 2 つの E メール宛先タイプを提供します。

  • 組み込み E メール 組み込み E メール宛先は、 IBM Cloud アカウント内で発生するイベントを認識する必要がある受信者に、トランザクションおよび通知イベント通知 E メールを送信するための SMTP リレーを提供します。 この宛先は、 IBM Cloud ソースから発生したイベントについてのみ E メール通知を送信するために使用できます。 Event Notifications内でコンテンツを変更することはできません。 この宛先はすぐに使用可能な状態で提供されており、 Event Notificationsのインスタンスを作成するたびに使用できます。 これらの E メールの発信元は no-reply@cloud.ibm.com または event-notifications@cloud.ibm.com ですが、独自の返信先アドレスを追加することもできます。

  • IBM Cloud カスタム・ドメインの E メール・サービス カスタム・ドメインの E メール宛先を使用すると、独自のドメインを追加して通信を調整することができます。 これで、特定のドメインに関連付けられた E メール・アドレスを使用して E メールを送信する柔軟性が得られ、独自の E メール・コンテンツを送信することにより、パーソナライズされた連絡を作成できるようになりました。 さらに、この宛先タイプは、E メール・テンプレートおよびパーソナライズもサポートします。

E メール・サービス宛先の追加

新しい Event Notifications インスタンスを作成すると、宛先タブに事前構成された IBM Cloud Email Service が存在することが分かります。 この事前構成された E メール宛先は、お客様の即時の通信ニーズを満たすように準備されており、使いやすさを実現するための手間のかからないセットアップを提供します。 デフォルトのドメイン E メール宛先を使用して開始するには、 詳細な手順 に従ってください。

独自のコンテンツを E メールで送信する場合、または独自のドメインから E メールを送信する場合は、 Custom Email を選択します。 「宛先の追加」をクリックし、Custom Email 宛先を選択して新規宛先を作成します。 カスタム・ドメインの E メール宛先の使用を開始するには、 詳細な手順 に従ってください。

IBM Cloud E メール・サービスを利用する際には、 推奨される etiquettes を読み、それに従ってください。

サブスクリプション・ワークフロー

Event Notifications の E メール宛先は両方とも、サブスクリプション・ワークフローをサポートします。 このワークフローは、E メール宛先にサブスクライブしているすべての E メール ID への招待 E メールをトリガーします。 招待には、サブスクリプションからさらに通知を受け入れるためのリンクが含まれています。 すべての通知 E メールは、レシピが招待を受け入れた場合にのみ、サブスクライブされた E メール ID に送信されます。

以下の図は、招待されたものからサブスクライブされたもの、およびサブスクライブされていないものまでのワークフローを示しています。

電子メール状態図
状態図*電子メール状態

アンサブスクライブ

特定の Event Notifications メール通知の購読または購読解除が可能です。 また、ユーザーは、どのサブスクリプションについても通知の受信をオプトアウトできます。

「アクティブ」 タブには、受信者の E メール・アドレスとアクティブ化された日付のリストが表示されます。 「購読解除済み」 タブには、E メール通知を受信しない受信者のリストが表示されます。

購読を解除するには、以下の手順に従ってください

  • E メール・サブスクリプションの下で、Unsubscribedダイアログをクリックして、購読設定を変更し、メーリング・リストの購読を中止します。
  • Unsubscribed ダイアログを選択または選択解除すると、購読ウィザードに自動的に反映されます。

管理者の役割:

  • 購読解除された E メール ID をActiveに移動または変更できるのは、管理者のみです。
  • 購読解除された E メール・リストをクリアできるのは、管理者のみです。
  • 管理者は、手動でユーザーを移動したり、購読解除されたリストにユーザーを追加したりすることはできません。

E メール料金

IBM Cloud のメールサービスで送信されるメッセージはすべて、1件のアウトバウンド電子メールとしてカウントされ、料金が発生します。 例えば、サブスクリプションに 100 個の E メール・アドレスがあり、その月にサブスクリプション・トピックが 1000 個のイベントを受信した場合、以下のようになります。

アウトバウンド・デジタル・メッセージの合計 = (E メール・アドレスの数) x (トピック・イベント)

この例では、アウトバウンド・デジタル・メッセージの合計は以下のとおりです。

100 x 1000 = 100000 アウトバウンド・デジタル・メッセージ

IBM Cloud のメールサービスでメッセージが正常に送信された場合、リモートメールサーバーがメッセージを受信者に正常に配信したかどうかに関わらず、料金が発生します。 例えば、バウンスされた E メールは、引き続きアウトバウンド・デジタル・メッセージとしてカウントされます。 そのため、不要な課金が発生しないように、E メール・リストを注意深く確認してください。

Event Notifications ダッシュボードのActionsメニューを使用してモニター・ダッシュボードをセットアップすることにより、E メールの使用状況をモニターできます。 詳しくは、 Monitor Event Notifications service metrics with IBM Cloud Monitoring を参照してください。