Equinix Fabric を使用した AT&T NetBond Essentials の注文についての考慮事項
AT&T NetBond Essentials サービス・プロバイダーのための Direct Link 接続を作成するには、以下の手順に従います。
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Total Access Orchestration (TAO) プラットフォーム上の AT&T NetBond Essentials サービスから、BGP の IP サブネットとローカル ASN (パブリック ATT ASN) を取得します。
このブロックは
/29
が 2 つの/30
サブネットに分割されたものです。 IBM Cloud® コンソール内で注文するには、この/30
サブネットが必須です。 -
IBM Cloud アカウントを使用して、 IBM Cloud コンソールから IBM Cloud Direct Link Connect ゲートウェイを注文します。 指示については、IBM Cloud Direct Link Connect の注文を参照してください。
注文プロセス (ステップ 7) において、実際のクライアントの Edge IP アドレスではなく、AT&T 提供の IP アドレスを指定していることを確認してください。
自分の IP アドレスを追加するには、次の手順を実行します。
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**「IP の手動選択」**を選択します。
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「範囲」については、**「パブリック」**を選択します。
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「自分の CIDR (Your CIDR)」には、AT&T 提供のサブネットから特定の IP アドレス (
10.254.0.26/30
など) を入力します。 -
「IBM CIDR」には、AT&T 提供のサブネット内の残りのアドレスから特定の IP アドレス (
10.254.0.25/30
など) を入力します。 -
「BGP ASN」には、AT&T により提供されているローカル ASN (AT&T のパブリック ASN) を入力します。
手動での IP パブリック範囲の選択
注文から生成された接続名とサービス・キーを書き留めて保持します。
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接続の名前と生成されたサービス・キーを AT&T サービス・プロバイダー・チームに送信します。 Equinix Fabric ポータルで Direct Link Connect を注文する許可を AT&T から付与されている場合は、Equinix Cloud Exchange (ECX) Fabric ポータルを使用して注文を完了します。
Equinix Fabric ポータルを使用して注文する際の AT&T TAO / NetBond Essentials の注意事項
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**「IBM Cloud Direct Link 2」プロファイルで、「接続の作成 (Create Connection)」**をクリックします。
Equinix ordering -
非常に重要 - AT&T は、「接続の詳細」ページの**「IBM Cloud アカウント ID (IBM Cloud Account ID)」**に、Direct Link をプロビジョンした時に生成されたサービス・キー (例えば、
aaa-bbbb-cccc
) を入力する必要があります。 このキーは、Direct Link 詳細ページにあります。「接続詳細」
AT&T TAO / NetBond Essentials による Equinix Fabric ポータルを使用した Equinix の注文の送信
注文完了後、AT&T から Equinix の注文が送信されたこと知らせる通知を受け取ります。
IBM Special Network Services (SNS) チームが Equinix 要求 (AT&T がお客様に代わって発行する) を受信し、購入者側のポータルで接続を承認することができます。 **「接続 (Connections)」**に移動して、Direct Link 用に新たに作成した仮想接続を表示することができます。 接続は、保留中のプロビジョニング状態 (プロバイダー VLAN の保留) になります。
承認は 24 時間から 48 時間以内に行われます。 48 時間サービス・レベル・アグリーメント (SLA) に同意できない場合は、IBM サポート Case を作成し、SNS チームにルーティングされるよう要求できます。