Bidirectional Forwarding Detection (BFD) のアクティブ化と非アクティブ化
Bidirectional Forwarding Detection (BFD) のアクティブ化は、Direct Link ゲートウェイの作成時、またはそのゲートウェイのプロビジョン後に行えます。 BFD の非アクティブ化はいつでも行えます。
警告: BGP セッションの確立後に BFD のアクティブ化や非アクティブ化を行うと、BGP ピア・デバイスを同じ変更内容で構成するまでは、BGP セッションのダウン時間やネットワークの途絶が生じます。
BFD のアクティブ化
プロビジョン済みのゲートウェイ上で BFD をアクティブ化するには、以下の手順に従います。
- Direct Link コンソールにログインし、表内の Direct Link 名をクリックしてその詳細を表示します。
- 「BGP」タブをクリックしてから、双方向転送検出 (BFD) の 「非アクティブ化」 スイッチをクリックして、「BGP のアクティブ化」ウィンドウを開きます。
- 以下の情報を入力します。
- 間隔 (Interval) – 間隔は、ローカル・ルーティング・デバイスが BFD ハロー・パケットを送信してから、ネイバーからの応答までに予期される最小時間 (ミリ秒単位) です。 この値は、300 から 255,000 ミリ秒までの範囲で指定できます。
- 乗数 (Multiplier) – 乗数として指定した回数だけハロー・パケットを受信できないと、BFD はネイバーがダウンしていると宣言します。 この値は、1 から 255 までの範囲で指定できます。 デフォルトの乗数の値は 3 です。
- **「アクティブ化 (Activate)」をクリックします。 詳細ページに情報が追加され、スイッチに「アクティブ化 (Activated)」**が表示されます。
後で BGP 値を編集する場合は、BGP タブ付きビューの右上にある 「編集」 をクリックします。 BGP セッションの確立後に IBM 側の BGP ASN と BGP IP を編集する場合も、BGP ピア・デバイスを同じ変更内容で構成するまでは BGP セッションのダウン時間が生じることに留意してください。
BFD の非アクティブ化
BGP BFD を非アクティブ化するには、以下の手順に従います。
- Direct Link コンソールにログインし、表内の Direct Link 名をクリックしてその詳細を表示します。
- 「BGP」タブをクリックしてから、双方向転送検出 (BFD) の 「アクティブ化済み」 スイッチをクリックして、「BFD の非アクティブ化」ウィンドウを表示します。
- **「非アクティブ化」と入力して決定事項を確認してから、「非アクティブ化」**をクリックします。 「詳細」ページが更新されて変更が反映されます。