クラスターでのクラスター自動スケーリング機能アドオンの有効化

コンソール、またはコマンド行からアドオンを有効にすることができます。

コンソールからクラスタオートスケーラーアドオンを有効にする

次のコマンドを実行して、 cluster-autoscaler アドオンを有効にします。

ibmcloud ks cluster addon enable cluster-autoscaler --cluster <cluster_name>

出力例

Enabling add-on `cluster-autoscaler` for cluster <cluster_name>...
The add-on might take several minutes to deploy and become ready for use.
OK

アドオンがインストールされて、Ready 状態になっていることを確認します。

ibmcloud ks cluster addon ls --cluster <cluster_name>

出力例

NAME                 Version   Health State   Health Status   
cluster-autoscaler   1.0.1     normal         Addon Ready

アドオンを有効にした後、スケーリング用に構成されているワーカー・プールはありません。ワーカー・プールで自動スケーリングをセットアップするには、クラスター自動スケーリング機能の構成マップを編集します。

クラスター自動スケーリング機能には次の 2 つの更新タイプがあります。

パッチの更新: パッチ更新は IBM によって自動的に配信され、サポートされるアドオン・バージョンおよびクラスター・バージョンでの機能更新や変更は含まれません。
リリース更新: リリースの更新には、サポート対象のアドオン・バージョンまたはクラスター・バージョンのクラスター自動スケーリング機能の新機能や変更内容が含まれます。リリース更新は、クラスター自動スケーリング機能アドオンに手動で適用する必要があります。

クラスタ・オートスケーラ・アドオンを更新するには

クラスターにデプロイされているクラスター自動スケーリング機能アドオンのバージョンを確認します。更新がある場合は、最新のアドオン・バージョンのリリース・ノートを参照してください。
```
ibmcloud ks cluster addon ls --cluster <cluster_name>
```
クラスター自動スケーリング機能アドオンによってサポートされていないバージョンにクラスターをアップグレードすると、アプリでダウン時間が発生する可能性があり、クラスターがスケーリングされない可能性があります。

クラスタオートスケーラーアドオンを更新します。

ibmcloud ks cluster addon update cluster-autoscaler --version <version-to-update> --cluster <cluster_name>

アドオンが正常に更新されて、Ready 状態になっていることを確認します。
```
ibmcloud ks cluster addon ls --cluster <cluster_name>
```

cluster-autoscalerアドオンを無効にします。

ibmcloud ks cluster addon disable cluster-autoscaler --cluster <cluster_name>

アドオンが削除されたことを確認します。
```
ibmcloud ks cluster addon ls --cluster <cluster_name>
```