IBM Cloud CLI のトラブルシューティング
IBM Cloud® コマンド・ライン・インターフェースを使用する際の共通問題 (よくある問題) に対する解決方法を参照してください。 多くの場合、いくつかの簡単なステップを踏むことで、これらの問題から回復することができます。
CLI の更新時、プラグインの更新時、またはプラグインのインストール時に障害が発生するのはなぜですか?
IBM Cloud CLI を更新しようとする場合、またはバージョン 2.0.0 より前の CLI を使用してプラグインを更新またはインストールしようとする場合は、以下のメッセージのようなエラーが表示されます。
An error occurred when fetching latest CLI info:
invalid character '<' looking for beginning of value
このエラーは、以前のバージョンの CLI が、非推奨になった CLI リポジトリー・インフラストラクチャーにアクセスしようとして発生したものです。
こちらの指示に従って、最新のバージョンの CLI をダウンロードしてインストールするか、それによって以前の CLI を置き換えます。
バイナリをダウンロードした後、プラグインの更新またはインストールコマンドでエラーが発生するのはなぜですか?
プラグインを更新またはインストールしようとしていて、ご使用のシステムのデフォルトのダウンロード・フォルダーにアクセス権限がない場合は、以下のメッセージのようなエラーが表示されます。
FAILED
Unable to obtain plug-in's metadata. Error: fork/exec/tmp/... : permission denied
このエラーは、システムのダウンロードフォルダまたはtempフォルダに実行権限がないために発生します。
シナリオに応じて複数の解決策がある:
plugin download
でアクセスするダウンロード・フォルダーに問題がある場合は、そのフォルダーをexec権限に変更してください。- デフォルトのダウンロードフォルダに問題があり、パーミッションを変更できない場合は、プラグインのダウンロードコマンドを使っ て別のディレクトリにダウンロードしてください。 そして、plugin install コマンド を使って、ダウンロードしたバイナリファイルを使ってインストールします。
- システム上のtempフォルダに実行権限がなく、変更できない場合は、プラグインのインストールまたは更新時に別のtempフォルダを指定してください。 MacまたはLinuxの場合は環境変数
$TMPDIR
を、Windowsの場合は%TMP%
を設定する。
Object Storage 機能を追加するとサービス・ブローカー・エラーになるのはなぜですか?
CLI を使用して、Object Storage 機能を持つ 2 つのアプリを作成すると、以下のエラーが表示される場合があります。
FAILED
Service broker error: {"description"=>"You can not create this Object Storage instance. Each organization using the Object Storage service is limited to one instance of the Free plan."}
このエラーの原因は、Object Storage サービスが、フリー Object Storage プランの 1 つのインスタンスのみ提供していることです。
別のプランを選択してください。
ibmcloud catalog search コマンドが失敗するのはなぜですか
ibmcloud catalog search
コマンドを実行すると、以下のエラーが表示されます。
FAILED
'search' is not a registered command. See 'C:\Program Files\IBM\Cloud\bin\ibmcloud.exe catalog help'.
ibmcloud catalog search
コマンドは、v1.0.0 の別のプラグインに移動されました。
このコマンドを発行するには、カタログ管理プラグインが必要です。 詳しくは、カタログ管理 CLI プラグインを参照してください。