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URL 正常化

URL 正常化

URL 正規化は、受信リクエストのURLを変更し、一貫した書式標準に適合するようにします。

URL 正規化を有効にすると、 URL 入力を受け付ける後続のグローバルネットワーク機能に渡される前に、すべての受信URLが正規化されます。 URLに基づいてトラフィックをフィルタリングするルール式は、受信する URL のフォーマットに関係なく、正しくトリガーされます。 URL の正規化をオフにすると、 CIS は URL を元の形式のまま送信元に転送します。

URL 正規化はリダイレクトを行わず、訪問者のブラウザに表示されるアドレスを変更しません。 正規化操作はグローバルネットワーク上で実行され、後で実行される CIS 機能、および(オプションとして)オリジンサーバーで受信される URL に影響します。

URL 正規化には、 を通して、お客様のドメイン(またはサブドメイン)のDNSレコードをプロキシする必要があります。 CIS

URL 標準化設定

以下の設定は、 URL の正規化を管理します。

正規化タイプ (デフォルト: RFC-3986)

実行する正規化のタイプを選択します。

  • RFC-3986RFC 3986 に厳密に従って URL 正規化を適用します。
  • CIS – RFC 3986で定義されていることに加え、 URL の追加の正規化技術を適用します。
着信 URL の正規化 (デフォルト: On)

CISへのすべての着信トラフィックの URL を構成します。

  • 有効にすると、入力として URL を受け取ることができる後続の CIS 機能(ページルール、カスタムルール、ワーカー、アクセスなど)に渡される前に、すべての受信 URL が正規化されます。
  • 無効にすると、後続の CIS フィーチャーに渡す前に着信 URL が正規化されません。
URL を起点に正規化 (デフォルト: Off)

起点に送信される URL を構成します。

  • 有効にすると、オリジンに送信された要求が正規化されます。
  • 無効にすると、オリジンに送信された要求は変更されません。

着信 URL の正規化が有効になっている場合にのみ、このオプションを表示して有効にすることができます。