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ログ・フィールドへのアクセス

ログ・フィールドへのアクセス

要求内に fields が指定されていない場合、デフォルト・フィールドの制限されたセットが返されます。 すべての使用可能なフィールドを含む完全なリストは、次の要求を使用して取得してください。

ibmcloud cis logpull DNS_DOMAIN_ID --available-fields

フィールドは、コンマ区切りリストとして渡されます。 例えば、「ZoneID」と「RayID」を取得するには、以下を使用します。

ibmcloud cis logpull DNS_DOMAIN_ID --start 2019-01-02T01:00:00+00:00 --end 2019-01-02T01:00:00+00:00 --fields ZoneId,RayID

使用可能なフィールド

以下の表に、ログ・カテゴリーで使用可能なフィールドを示します。

HTTP 要求

この表には、HTTP 要求で使用可能なフィールドが含まれています。

「非推奨」 とマークされたフィールドは非推奨になり、2023 年 9 月 1 日にデータ・セットから削除されます。

HTTPイベント
フィールド タイプ
BotScore Cloudflare ボット・スコア (Bot Management のお客様が利用できます。有効にするには、アカウント・チームにお問い合わせください) int
BotScoreSrc ボット・スコアが計算された基礎の検出エンジンまたはソース。 取り得る値は Not Computed Heuristics Machine Learning Behavioral Analysis Verified Bot です。 ストリング
CacheCacheStatus unknown miss expired updating stale hit ignored bypass revalidated ストリング
CacheResponseBytes キャッシュから返されたバイト数 int
CacheResponseStatus キャッシュからエッジに返された HTTP 状況コード; すべての要求 (キャッシュ不可の要求を含む) はキャッシュを経由します; CacheStatus フィールドも参照してください int
CacheTieredFill この要求の処理に階層型キャッシュが使用された ブール
ClientASN クライアント AS 番号 int
ClientCountry クライアント IP アドレスの国 ストリング
ClientDeviceType クライアントのデバイス・タイプ ストリング
ClientIP クライアントの IP アドレス ストリング
ClientIPClass unknown clean badHost searchEngine whitelist greylist monitoringService securityScanner noRecord scan backupService mobilePlatform tor ストリング
ClientRequestBytes クライアント要求のバイト数 int
ClientRequestHost クライアントから要求されたホスト ストリング
ClientRequestMethod クライアント要求の HTTP メソッド ストリング
ClientRequestPath クライアントから要求された URI パス ストリング
ClientRequestProtocol クライアント要求の HTTP プロトコル ストリング
ClientRequestReferer HTTP 要求リファラー ストリング
ClientRequestURI クライアントから要求された URI ストリング
ClientRequestUserAgent クライアントから報告されたユーザー・エージェント ストリング
ClientSSLCipher クライアント SSL 暗号 ストリング
ClientSSLProtocol クライアント SSL (TLS) プロトコル ストリング
ClientSrcPort クライアントの送信元ポート int
ClientXRequestedWith X-Requested-With HTTP ヘッダー ストリング
EdgeColoCode 要求を受け取ったデータ・センターの IATA 空港コード ストリング
EdgeColoID Cloudflare エッジの colo ID int
EdgeEndTimestamp エッジがクライアントへの応答の送信を終了したときのタイム・スタンプ int or string
EdgePathingOp この要求に対して実行された応答のタイプを示します (unknown = 特定のアクションなし) ストリング
EdgePathingSrc セキュリティー検査に基づいて要求がどのように分類されたかを詳しく示します (unknown = 特定の分類なし) ストリング
EdgePathingStatus この要求の処理を決定するために使用されたデータを示します (unknown = データなし) ストリング
EdgeRateLimitAction非推奨 ブロック・ルールによって実行されたアクション; アクションが実行されなかった場合は空 ストリング
EdgeRateLimitID非推奨 ブロック (禁止) アクションまたはシミュレート・アクションをトリガーしたレート制限ルールの内部ルール ID。 アクションが実行されない場合は 0。 int
EdgeRequestHost エッジから起点への要求のホスト・ヘッダー ストリング
EdgeResponseBytes エッジからクライアントに返されたバイト数 int
EdgeResponseCompressionRatio エッジ応答の圧縮率 float
EdgeResponseContentType エッジ応答の Content-Type ヘッダー値 ストリング
EdgeResponseStatus Cloudflare からクライアントに返された HTTP 状況コード int
EdgeServerIP 起点に対して要求を行ったエッジ・サーバーの IP ストリング
EdgeStartTimestamp エッジがクライアントから要求を受け取ったときのタイム・スタンプ int or string
FirewallMatchesActions非推奨 この要求に対して Cloudflare ファイアウォール製品が実行したアクションが入った配列。 このアクションに関連する個々のファイアウォール製品は FirewallMatchesSources で、各 RuleId は FirewallMatchesRuleIDs で確認できます。 配列の長さは、FirewallMatchesRuleIDs および FirewallMatchesSources と同じです。 取り得るアクションは allow log simulate drop challenge jschallenge connectionClose challengeSolved challengeFailed challengeBypassed jschallengeSolved jschallengeFailed jschallengeBypassed bypass です アクションの配列 (文字列)
FirewallMatchesRuleIDs非推奨 要求に一致したファイアウォール製品の RuleID の配列。 RuleID に関連するファイアウォール製品は、FirewallMatchesSources で確認できます。 配列の長さは、FirewallMatchesActions および FirewallMatchesSources と同じです。 RuleID の配列 (文字列)
FirewallMatchesSources非推奨 要求に一致したファイアウォール製品。 同じ製品が何度も出現している場合は、さまざまなルールまたはアクションがアクティブ化されたことを示しています。 RuleID は FirewallMatchesRuleIDs で、アクションは FirewallMatchesActions で確認できます。 配列の長さは、FirewallMatchesRuleIDs および FirewallMatchesActions と同じです。 取り得るソースは asn country ip ipRange securityLevel zoneLockdown waf firewallRules uaBlock rateLimit bic hot l7ddos sanitycheck protect です 製品名の配列 (文字列)
OriginIP 起点サーバーの IP ストリング
OriginResponseHTTPExpires 起点の「expires」ヘッダーの値 (RFC1123 形式) ストリング
OriginResponseHTTPLastModified 起点の「last-modified」ヘッダーの値 (RFC1123 形式) ストリング
OriginResponseStatus 起点サーバーから返された状況 int
OriginResponseTime 起点がエッジに応答を返すまでにかかった時間 (ナノ秒) int
OriginSSLProtocol 起点への接続に使用された SSL (TLS) プロトコル ストリング
ParentRayID この要求がワーカー・スクリプトを使用して行われた場合は親要求の Ray ID ストリング
RayID 要求の ID ストリング
SecurityAction (WAFAction の代わり) 終了アクションをトリガーしたセキュリティー・ルールのルール・アクション (存在する場合)。 ストリング
SecurityActions(置き換えFirewallMatchesActions) 要求に対して Cloudflare セキュリティー製品が実行したアクションの配列 ストリング配列
SecurityLevel 非推奨 この要求時に構成されたセキュリティー・レベル。 これは、IP レピュテーション・システムの機密度を決定するために使用されます ストリング
SecurityRuleID (置き換えWAFRuleID ) 終了アクションをトリガーしたセキュリティー・ルールのルール ID (存在する場合)。 ストリング
SecurityRuleIDs (置き換えFirewallMatchesRuleIDs ) 終了アクションをトリガーしたセキュリティー・ルールのルール ID (存在する場合)。 ストリング配列
SecurityRuleDescription(置き換えWAFRuleMessage) 終了アクションをトリガーしたセキュリティー・ルールのルール記述 (存在する場合)。 ストリング
SecuritySources(置き換えFirewallMatchesSources) 要求に一致した Cloudflare セキュリティー製品の配列 ストリング配列
WAFAction 非推奨 WAF によって実行されたアクション (トリガーされた場合) ストリング
WAFFlags 追加の構成フラグ: simulate (0x1) null ストリング
WAFMatchedVar 最近一致した変数のフルネーム ストリング
WAFProfile 非推奨 low med high ストリング
WAFRuleID 非推奨 適用された WAF ルールの ID ストリング
WAFRuleMessage 非推奨 トリガーされたルールに関連するルール・メッセージ ストリング
WorkerCPUTime ワーカーの実行にかかった時間 (マイクロ秒単位) (ワーカーが存在する場合) int
WorkerStatus ワーカー・デーモンから返された状況 ストリング
WorkerSubrequest この要求がワーカーの 2 次要求であったかどうか ブール
WorkerSubrequestCount この要求を処理するときにワーカーから発行された 2 次要求の数 int
ZoneID 内部ゾーン ID int

「セキュリティー・ルール」とは、WAF 管理対象ルール、WAF カスタム・ルール、または WAF レート制限ルールのいずれかのルール・タイプを指します。

「範囲」の要求

次の表には、「範囲」の要求で使用可能なフィールドが含まれています。

Range イベント
フィールド タイプ
アプリケーション イベントが発生したアプリケーションの固有のパブリック ID ストリング
ClientAsn クライアント AS 番号 int
ClientBytes Spectrum サービスがクライアントから読み取ったバイト数 int
ClientCountry クライアント IP アドレスの国 ストリング
ClientIP クライアント IP アドレス ストリング
ClientMatchedIpFirewall 接続が IP ファイアウォール・ルールと一致したかどうか; UNKNOWN ALLOW BLOCK_ERROR BLOCK_IP BLOCK_COUNTRY BLOCK_ASN WHITELIST_IP WHITELIST_COUNTRY WHITELIST_ASN ストリング
ClientPort クライアントのポート int
ClientProto クライアントで使用されたトランスポート・プロトコル; tcp udp unix ストリング
ClientTcpRtt クライアントと Spectrum の間の TCP 往復時間 (ナノ秒) int
ClientTlsCipher クライアントと Spectrum の間でネゴシエーションされた暗号 ストリング
ClientTlsClientHelloServerName クライアントから Spectrum への Client Hello メッセージに含まれていたサーバー名 ストリング
ClientTlsProtocol クライアントと Spectrum の間でネゴシエーションされた TLS のバージョン; unknown none SSLv3 TLSv1 TLSv1.1 TLSv1.2 TLSv1.3 ストリング
ClientTlsStatus クライアントから Spectrum への TLS セッションの状態を示します; UNKNOWN OK INTERNAL_ERROR INVALID_CONFIG INVALID_SNI HANDSHAKE_FAILED KEYLESS_RPC ストリング
ColoCode 要求を受け取ったデータ・センターの IATA 空港コード ストリング
ConnectTimestamp 接続の両端 (クライアント/エッジ、エッジ/起点またはネクスト・ホップ) が確立されたときのタイム・スタンプ int or string
DisconnectTimestamp 接続が閉じられたときのタイム・スタンプ int or string
イベント connect disconnect clientFiltered tlsError resolveOrigin originError ストリング
IpFirewall 接続時に IP ファイアウォールが有効になっていたかどうか ブール
OriginBytes Spectrum サービスが起点から読み取ったバイト数 int
OriginIP 起点の IP アドレス ストリング
OriginPort 起点のポート int
OriginProto 起点で使用されたトランスポート・プロトコル; tcp udp unix ストリング
OriginTcpRtt Spectrum と起点の間の TCP 往復時間 (ナノ秒) int
OriginTlsCipher Spectrum と起点の間でネゴシエーションされた暗号 ストリング
OriginTlsFingerprint 起点の証明書の SHA256 ハッシュ ストリング
OriginTlsMode アップストリーム接続が暗号化されているかどうか。暗号化されている場合は、その方法; unknown off flexible full strict ストリング
OriginTlsProtocol Spectrum と起点の間でネゴシエーションされた TLS のバージョン; unknown none SSLv3 TLSv1 TLSv1.1 TLSv1.2 TLSv1.3 ストリング
OriginTlsStatus Spectrum から起点への TLS セッションの状態; UNKNOWN OK INTERNAL_ERROR INVALID_CONFIG INVALID_SNI HANDSHAKE_FAILED KEYLESS_RPC ストリング
ProxyProtocol この接続に適用されたプロキシー・プロトコルの形式; off v1 v2 simple ストリング
ステータス 接続終了の理由を示すコード int
タイムスタンプ イベント発生時のタイム・スタンプ ストリング

ファイアウォール・イベント

ファイアウォール・イベント
フィールド タイプ
アクション この要求に対して Cloudflare Firewall が実行するファーストクラス・アクションのコード ストリング
ClientASN 訪問者の ASN 番号 int
ClientASNDescription 訪問者の ASN (ストリング) ストリング
ClientCountry 要求の発信元の国 ストリング
ClientIP 訪問者の IP アドレス (IPv4 または IPv6) ストリング
ClientIPClass 訪問者の IP アドレスの分類。設定可能な値: unknown clean badHost searchEngine whitelist greylist monitoringService securityScanner noRecord scan backupService mobilePlatform tor ストリング
ClientRefererHost リファラー・ホスト ストリング
ClientRefererPath 訪問者によって要求されたリファラー・パス ストリング
ClientRefererQuery 訪問者によって要求されたリファラー照会ストリング ストリング
ClientRefererScheme 訪問者によって要求されたリファラー URL スキーム ストリング
ClientRequestHost 訪問者によって要求された HTTP ホスト名 ストリング
ClientRequestMethod 訪問者によって使用された HTTP メソッド ストリング
ClientRequestPath 訪問者によって要求されたパス ストリング
ClientRequestProtocol 訪問者によって要求された HTTP プロトコルのバージョン ストリング
ClientRequestQuery 訪問者によって要求された照会ストリング ストリング
ClientRequestScheme 訪問者によって要求された URL スキーム ストリング
ClientRequestUserAgent 訪問者のユーザー・エージェント・ストリング ストリング
日付 / 時刻 エッジでイベントが発生した日時 int or string
説明 要求によってトリガーされたルールの説明 ストリング
EdgeColoCode この要求を処理する Cloudflare データ・センターの空港コード ストリング
EdgeResponseStatus ブラウザーに返される HTTP 応答状況コード int
種別 イベントの種類 (現在可能な値は firewall のみ) ストリング
MatchIndex チェーン内のルール・マッチング・インデックス int
メタデータ 製品固有の追加情報。 メタデータは key:value のペアで編成されています。 キーと値のフォーマットは Cloudflare セキュリティー製品ごとに異なる場合があり、時間の経過により変更になる場合もあります。 オブジェクト
OriginResponseStatus ブラザーに返される HTTP 発信元応答状況コード int
OriginatorRayID challenge/jschallenge を発行した要求の RayID ストリング
RayID 要求の RayID ストリング
ref 要求によってトリガーされたルールのユーザー定義 ID ストリング
RuleID この要求によって起動した Cloudflare セキュリティー製品固有の RuleID ストリング
ソース この要求によって起動した Cloudflare セキュリティー製品 ストリング

DNS ログ

DNSログ
フィールド タイプ
ColoCode 要求を受け取ったデータ・センターの IATA 空港コード ストリング
EDNSサブネット EDNS クライアント・サブネット (IPv4 または IPv6) ストリング
EDNSSubnetLength EDNS クライアント・サブネットの長さ int
QueryName 送信された照会の名前 ストリング
QueryType 照会タイプの整数値 int
ResponseCached 応答がキャッシュされたかどうか ブール
ResponseCode 応答コードの整数値 int
SourceIP クライアントの IP アドレス (IPv4 または IPv6) ストリング
タイムスタンプ 照会が発生したタイム・スタンプ int or string