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エッジ機能のアクションの操作

エッジ機能のアクションの操作

アクションは、JavaScript で書かれているため、トリガー・イベントに応答するためにイベント・リスナーが必要です。 アクションは、トリガーで使用されなければトラフィックに影響しません。

  • 標準プラン: 最大で 1 つのアクションを使用できます。 ドメインと同じ名前がアクションに割り当てられます。 別のファイルをアップロードすることでアクションを置き換えたり、コードエディタを使用してアクションを更新したりすることができます。 別のファイルをアップロードすると、既存のアクションが削除されます。

  • エンタープライズ・プラン: 無制限の数のスクリプトをアップロードできます。 これらのスクリプトには、固有の名前を付けることができます。

  • アクションの作成コードエディタを使用してアクションを追加するには 、「作成」を選択します。 JavaScript コードを追加したら 、[保存] を選択してアクションを作成します。

    • 標準プラン: 名前は編集できません。ドメイン名が設定されます。
    • エンタープライズ・プラン: アクションの名前を入力します。
  • アクションのアップロード: **「アップロード」**ボタンを使用して、Javascript ファイルをアップロードします。

    • 標準プラン: アクション名にはドメイン名が設定されます。
    • エンタープライズ・プラン: アクション名はファイル名です。

    既存のアクションと同じ名前のアクションをアップロードしたり作成したりすると、既存のアクションは上書きされます。 この動作を回避するには、アップロード前にアクションファイルの名前を変更するか、作成時のテキスト入力に固有の名前を入力してください。

  • アクションの編集: アクションを選択すると、アクションがエディターで開かれ、変更できるようになります。 変更を保存するたびに、アクションがクラウドのエッジにアップロードされます。 更新後に、**「保存」**を選択します。 アクションが使用中の場合、変更は即時に有効になります。

  • アクションの削除: アクションを削除するには、**「アクション」テーブル内の「削除」**アイコンをクリックします。 使用中のアクションは削除できません。 アクションを削除するには、最初にトリガーから削除します。 **「使用 (Uses)」**列に、このアクションと関連付けられているトリガーの数が表示されます。 削除は元に戻せません。

  • トリガーの関連付け: トリガーを追加して、アクションと関連付けます。

トリガーの操作

トリガー (ルート) は、アクションにルーティングするドメイン・トラフィックを判別します。 トリガーは特定の URL パターンを、アカウント上のドメインに基づいて、事前定義済みのアクションに関連付けます。 URL にはドメインが含まれていなければなりませんが、ワイルドカードをドメインに対する接頭部として含めたりパスの末尾に含めたりできます。 パターン上にパスが指定されていないと、暗黙的に / が追加されます。 URL パターンには、中置ワイルドカードやクエリパラメータを含めることはできません。

トリガーを追加するには、ドメインを追加しなければなりません。 アクションが関連付けられていないトリガーを追加することもできます。

  • トリガーの追加: **「トリガー」タブに移動し、「トリガーの追加」**をクリックします。 URL パターンを入力し、既存のアクションのリストからアクションを選択します。

    • アクションの場合、**「エッジ機能の回避 (Avoid Edge Functions)」**を選択することもできます。 選択すると、トリガーのパスはアクティブな状態のままですが、エッジ機能のアクションを使用することは避けます。 例えば、 my-function というアクションと、 gamma.cistest-load.com/* というパスを持つトリガー。 パス gamma.cistest-load.com/data がアクション my-function を使用しないようにする必要がある場合は、パスが gamma.cistest-load.com/data でオプションが **「エッジ機能の回避 (Avoid Edge Functions)」**の別のトリガーを作成します。 こうすると、パス gamma.cistest-load.com/data はアクティブな状態のままで、アクション my-function を使用しなくなります。
  • トリガーの編集: トリガーを更新するには、選択したトリガーを表すテーブルの行のメニュー・オプションを使用します。 更新後に、**「保存」**を選択します。

  • トリガーの削除: トリガーを削除するには、選択したトリガーを表すテーブルの行のメニュー・オプションを使用します。 このアクションは元に戻すことができません。