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ユーザーの MFA 状況の識別

ユーザーの MFA 状況の識別

多要素認証(MFA)を有効にした 後、ユーザーが初めてアカウントにログインするときに、認証要素をセットアップする必要があります。 そうでない場合、アカウントはセキュリティーの脆弱性および攻撃の対象になります。 MFA 状況レポートを生成することで、MFA 要件を満たしていないアカウント内のユーザーを識別できます。

レポートの閲覧と更新を行うには、 IAM Identity Service で管理者権限が必要です。 この役割には、以下の業務が含まれます。

  • レポートを表示するには、アクション iam-identity.mfa-status.get が必要です。
  • 新規レポートを生成するには、アクション iam-identity.report.create が必要です。

コンソールでのユーザーの MFA 状況の表示

コンソールでユーザーの MFA 状況を表示するには、以下の手順を実行します。

  1. IBM Cloud コンソールで、 [管理] > [アクセス(IAM) ]をクリックし、 [MFAステータス ]を選択します。

  2. 「レポートを更新」 をクリックすると、アカウント内の最新のレポートが表示されます。

    最新のレポートのみが使用可能です。 新しいレポートを生成すると、1 日より古いすべてのレポートが削除されます。

  3. MFA 要件を満たしていないアカウント内のユーザーに連絡してください。 ログインして要素を設定することで遵守するように依頼します。 詳しくは、 認証要素の管理 を参照してください。