ユーザーの MFA 状況の識別
多要素認証(MFA)を有効にした 後、ユーザーが初めてアカウントにログインするときに、認証要素をセットアップする必要があります。 そうでない場合、アカウントはセキュリティーの脆弱性および攻撃の対象になります。 MFA 状況レポートを生成することで、MFA 要件を満たしていないアカウント内のユーザーを識別できます。
レポートの閲覧と更新を行うには、 IAM Identity Service で管理者権限が必要です。 この役割には、以下の業務が含まれます。
- レポートを表示するには、アクション
iam-identity.mfa-status.get
が必要です。 - 新規レポートを生成するには、アクション
iam-identity.report.create
が必要です。
コンソールでのユーザーの MFA 状況の表示
コンソールでユーザーの MFA 状況を表示するには、以下の手順を実行します。
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IBM Cloud コンソールで、 [管理] > [アクセス(IAM) ]をクリックし、 [MFAステータス ]を選択します。
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「レポートを更新」 をクリックすると、アカウント内の最新のレポートが表示されます。
最新のレポートのみが使用可能です。 新しいレポートを生成すると、1 日より古いすべてのレポートが削除されます。
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MFA 要件を満たしていないアカウント内のユーザーに連絡してください。 ログインして要素を設定することで遵守するように依頼します。 詳しくは、 認証要素の管理 を参照してください。