データベースの詳細と接続資格情報
ローカル開発環境を構成し、アプリケーションやツールを Db2 on Cloud データベースに接続するには、データベースの詳細と接続資格情報を知っている必要があります。
データベース詳細
アプリケーションやツールをデータベースに接続するために必要な、以下の重要なデータベースの詳細があります。
-
ホスト名 - サーバーのホスト名。
-
ポート番号 - データベース・マネージャーで TCP/IP 通信に使用されます。 (Secure Socket Layer (SSL) を使用する接続によってサービスがプロビジョニングされることに注意してください。)
必要に応じて、ホスト名を指定して ping コマンドか nslookup コマンドを使用し、サーバーの IP アドレスを取得できます。
-
データベース名 - Db2 データベース名。通常、BLUDB。
接続資格情報
資格情報には次の 3 つのタイプがあります。
- IBMid - IBM Cloud を使用する場合、これは IBM Cloud へのログインに使用する ID です。 Web コンソールでユーザー管理にアクセスすることによるユーザーの管理にのみ、IBMID を使用できます。 アプリケーションやツールを Db2 on Cloud データベースに接続するために使用するものではありません。
- Db2 データベース資格情報 - これらの資格情報は、IBM Cloud でのサービスのために**「サービス資格情報」の下で新規資格情報**を作成するときに生成されます。
- IBMid 作成のユーザー - これらの IBMid 作成のユーザー ID とパスワードを使用すると、Web コンソールの URL に直接ログインし、アプリケーションやツールから Db2 データベースに接続できます。
データベースの詳細と接続資格情報の入手先
以下の場所からこの情報を収集できます。
-
サービス・オーナー - Db2 インスタンスの所有者でない場合には、データベースの詳細と接続資格情報を所有者から入手できます。
-
Db2 Web コンソール - Web コンソール内でデータベースの詳細と資格情報を入手できます。
-
IBM Cloud を使用している場合:
- IBM Cloud ダッシュボード - IBM Cloud ダッシュボードでサービスを表示する場合は、データベースの詳細、データベース・ユーザー ID、およびパスワードを表示できます。 サービス資格情報を検索するには、サービス・ページで**「サービス資格情報」タブを選択し、「新規資格情報」ボタンをクリックしてから、「資格情報の表示」**を選択します。
VCAP_SERVICES
-VCAP_SERVICES
は、IBM Cloud の環境変数であり、データベースの詳細と資格情報が JSON 形式で含まれています。 IBM Cloud ダッシュボードでサービスのサービス資格情報を表示すると、VCAP_SERVICES
の内容が表示されます。 サービスにその他の IBM Cloud サービスかアプリをバインドすると、その他のサービスかアプリケーションがVCAP_SERVICES
を読み取ってデータベースの詳細と資格情報にプログラマチックにアクセスできます。