開始前に

まず、アカウントで仮想ルーティングと転送を有効にしてから、IBM Cloud プライベート・サービス・エンドポイントの使用を有効にする必要があります。 プライベート接続オプションをサポートするためにアカウントをセットアップする方法について詳しくは、VRF エンドポイントおよびサービス・エンドポイントの有効化を参照してください。

専用ハードウェア・プランの IBM Cloudant ユーザーのみ、クラウド・サービス・エンドポイント (CSE) を持つことができます。 新しい専用ハードウェア・クラスターにはすべて CSE があります。 既存のユーザーで、CSE がない場合は、IBM Cloud サポート・センターにお問い合わせください。

マルチテナント・ユーザーは CSE を使用できません。

IBM Cloudant のサービス・エンドポイントのセットアップ

クラウド・サービス・エンドポイントは、インスタンスのデプロイ時に使用可能な状態になります。 したがって、セットアップはありません。

プライベート・サービス・エンドポイントの URL から Cloudant サーバー情報を取得することにより、プライベート・サービス・エンドポイントへの接続を検証できます。

curl https://$ACCOUNT-bluemix.private.cloudantnosqldb.appdomain.cloud

import com.ibm.cloud.cloudant.v1.Cloudant;
import com.ibm.cloud.cloudant.v1.model.ServerInformation;

Cloudant service = Cloudant.newInstance();

service.setServiceUrl("https://$ACCOUNT-bluemix.private.cloudantnosqldb.appdomain.cloud");
...

const { CloudantV1 } = require('@ibm-cloud/cloudant');

const service = CloudantV1.newInstance({});

service.setServiceUrl('https://$ACCOUNT-bluemix.private.cloudantnosqldb.appdomain.cloud');

from ibmcloudant.cloudant_v1 import CloudantV1

service = CloudantV1.new_instance()

service.set_service_url('https://$ACCOUNT-bluemix.private.cloudantnosqldb.appdomain.cloud')

import (
  "github.com/IBM/cloudant-go-sdk/cloudantv1"
)

service, _ := cloudantv1.NewCloudantV1UsingExternalConfig(
  &cloudantv1.CloudantV1Options{},
)
service.SetServiceURL("https://$ACCOUNT-bluemix.private.cloudantnosqldb.appdomain.cloud")

if err != nil {
  panic(err)
}

このコマンドが成功した場合、これで完了です。 失敗した場合、以下の点を確認することができます。

• CSE は正しく有効化されていますか?
• このコマンドを実行している場所から CSE エンドポイントに到達できますか?
• 同じアカウント内の他の CSE エンドポイントは正しく機能していますか?
• ファイアウォール・ルールはアクセスをブロックしますか？

上記のタスクのいずれでも問題が修正されない場合は、IBM Cloud サポート・センター・チームに問い合わせてください。

IBM Cloudant のパブリック・サービス・エンドポイントの無効化

パブリック・サービス・エンドポイントを無効にすることはできませんが、専用ハードウェア・プランを使用する場合は、パブリック・ネットワークからユーザー・トラフィックへのアクセスを拒否できます。 このタスクを実行するには、IBM Cloud サポート・センターにクラスターのファイアウォール・ルールの更新要求を行ってください。

マルチテナント・ユーザーは、このオプションを使用できません。