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IBM Cloudant の高可用性について

IBM Cloudant の高可用性について

高可用性 (HA) とは、サイトの一部または全体に障害が発生した後でもアプリを稼働状態に保つための IT インフラストラクチャーの中核分野です。 高可用性の主な目的は、IT インフラストラクチャー内の潜在的な障害点を除去することです。

データ・センター内で HA を提供するために、すべてのデータはクラスター内の 3 つの別個の物理サーバーにわたって 3 重に保管されます。 複数のデータ・センターにアカウントをプロビジョンしてから、継続的なデータ複製を使用して、複数のデータ・センターにわたって HA を提供することができます。 IBM® Cloudant® for IBM Cloud® データは自動的にバックアップされませんが、バックアップを処理するためにサポートされるツールが提供されます。 災害復旧およびバックアップ・ガイド を検討して、アプリケーション要件を満たすための HA およびバックアップに関するすべての考慮事項を検討します。

責任

IBM とお客様の間で IBM Cloud® 製品を使用する責任の所在について詳しくは、『IBM Cloud 製品の責任の共有』を参照してください。

IBM Cloudantを使用する際の責任について詳しくは、 IBM Cloudant の責任の共有を参照してください。

どのレベルの可用性が必要ですか?

高可用性は、IT インフラストラクチャーのさまざまなレベルで、また、クラスターのさまざまなコンポーネント内で実現できます。 どの程度の可用性を確保するかは、ビジネス要件、顧客とのサービス・レベル・アグリーメント(SLA)、使用するリソースなど、いくつかの要因によって決まります。

IBM Cloud はどのレベルの可用性を提供しますか?

クラスタに設定する可用性のレベルは、IBM Cloud高可用性サービスレベル契約条項の適用範囲に影響します。

サービス・レベル目標(SLO)は、 IBM Cloud サービスが満たすように設計されている設計ポイントを記述します。 IBM Cloudant は、以下の可用性目標を達成するように設計されています。

IBM CloudantのSLA。
可用性目標 ターゲット値
可用性 % 99.99%

コミットされたSLAを満たさない場合に発行されるコミットメントおよびクレジットについては、クラウドサービス規約を参照してください。 詳しくは、IBM Cloudant Service descriptionsを参照のこと。

ロケーション

各リージョンおよびデータ・センターでのサービスの提供状況について詳しくは、ロケーション別のサービスおよびインフラストラクチャーの提供状況を参照してください。