IBM Cloud Docs
cPanel を使用してバックアップするための Block Storage for Classic の構成

cPanel を使用してバックアップするための Block Storage for Classic の構成

以下の指示に従って、IBM Cloud® Block Storage for Classic に保管される、cPanel でのバックアップを構成することができます。 root を使用できるか、または sudo SSH で WebHost Manager (WHM) のフル・アクセス権限を使用できる必要があります。

バックアップをリモートファイルシステムに直接保存することはできますが、 cPanel と WHM はこの構成をサポートしていません。 詳細については、cPanelバックアップのドキュメント

  1. SSH を使用してホストに接続します。

  2. マウントポイントターゲットが存在することを確認する。 デフォルトで、cPanel システムはバックアップ・ファイルを /backup ディレクトリーにローカルに保存します。 この文書では、 /backup というフォルダが存在し、バックアップが含まれているものとし、 /backup2 を新しいマウントポイントとして使用します。

  3. 設定するBlock Storage for Classic以下のチュートリアルのいずれかで説明されているとおりです。 マウント先は必ず /backup2 にし、開始時のマウントを可能にするように /etc/fstab で構成してください。

  4. オプション: 既存のバックアップを新規ストレージにコピーします。 rsync を使用できます。

    rsync -azv /backup/* /backup2/
    

    このコマンドは、ハード・リンクを除いてデータを可能な限り保持しながら、データを圧縮して送信します。 どのようなファイルが転送されているかに関する情報に加え、最後に簡単な要約を提供します。

  5. WHM にログインし、「ホーム (Home)」 > 「バックアップ (Backup)」 > **「バックアップ構成 (Backup Configuration)」**をクリックして、バックアップ構成に移動します。

  6. 新しいマウント・ポイントにバックアップを保存するように構成を編集します。

    • デフォルトのバックアップ・ディレクトリを変更するには、 /backup ディレクトリの代わりに新しい場所への絶対パスを入力します。
    • **「バックアップ・ドライブのマウントを有効にする (Enable to mount a backup drive)」**を選択します。 この設定により、バックアップ構成プロセスが /etc/fstab ファイルでバックアップ・マウント (/backup2) をチェックするようになります。

    ステージング・ディレクトリーと同じ名前のマウントが存在する場合、バックアップ構成プロセスはドライブをマウントし、そのドライブに情報をバックアップします。 バックアップ・プロセスは、終了時にドライブをアンマウントします。

  7. **「構成の保存」**をクリックして変更を適用します。

  8. オプション: ご使用の特定のユース・ケースおよびビジネス・ニーズに応じて、古いストレージをサーバーから削除し、アカウントから取り消します。