Plesk を使用してバックアップするための Block Storage for Classic の構成
以下の手順を使用することにより、Plesk でのバックアップ用に IBM Cloud® Block Storage for Classic を構成することができます。 root または sudo SSH でのアクセスが可能であり、管理者レベルの Plesk フル・アクセス権限があることを前提としています。
詳細については、 Pleskのバックアップと復元に関するドキュメントを参照してください。
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SSH を使用してホストに接続します。
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マウントポイントのターゲットが存在することを確認してください。
Plesk には、バックアップを保管するための 2 つのオプションがあります。 1 つのオプションは、内部 Plesk ストレージ (Plesk サーバー上のバックアップ・ストレージ) です。 もう 1 つのオプションは、外部 FTP ストレージ (Web またはローカル・ネットワーク内の一部の外部サーバー上にあるバックアップ・ストレージ) です。 一般的に、Plesk ボックスでは、内部バックアップは
/var/lib/psa/dumps
に保管され、一時ディレクトリーとして/tmp
を使用します。 この例では、一時ディレクトリはローカルに保存されますが、dumps
ディレクトリBlock Storage for Classic (/backup/psa/dumps
)に移動されます。FTPユーザーの認証情報は必要ありません。 -
設定するBlock Storage for Classic以下のチュートリアルのいずれかで説明されているとおりです。 Block Storage for Classic を
/backup
にマウントし、開始時のマウントを可能にするように/etc/fstab
を構成します。 -
オプション: 既存のバックアップを新規ストレージにコピーします。
rsync
を使用できます。rsync -avz /var/lib/psa/dumps /backup/psa/dumps
このコマンドはデータを圧縮して送信し、ハード・リンクを除いてデータを可能な限り保持します。 どのようなファイルが転送されているかに関する情報に加え、最後に簡単な要約を提供します。
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/etc/psa/psa.conf
を編集して、DUMP_D
の値が新しいターゲットを指すようにします。DUMP_D /backup/psa/dumps
のようになります。 -
オプション: ご使用の特定のユース・ケースおよびビジネス・ニーズに応じて、古いストレージをサーバーから削除し、アカウントから取り消します。